電気科の出来事
企業見学実施【電気科】
令和2年7月6日(月)
「福島イノベーションコースト構想」に関する教育プログラムの一環として、
3年生を対象に企業見学を行ってまいりました。
見学をさせていただいたのは、
【古河電池株式会社】様
【いわき大王製紙】様
です。
今回の企業見学は、新型コロナ感染症予防対策として、
上記企業様及びイノベーションコースト推進機構様の特段のご配慮で、
感染リスクを下げるため1クラスを2班に分け、バスを2台に分乗して少人数で実施いたしました。
このような社会状況の中、受け入れていただいた
古河電池(株)様、いわき大王製紙様、本当にありがとうございました。
【電気科】仕事人の話を聞く会
令和2年1月24日 6時間目に電気科1年生を対象として「仕事人の話を聞く会」が開催されました。
本校電気科卒業生であり、学校評議員でもある、
(株)エーピーアイ・コーポレーション 小野昌之様
よりお話を伺いました。
電気分野でのプロフェッショナルは施設の保安や管理のために様々な分野の企業から必要とされており、本校電気科で学んだ内容や取得した資格が実際の仕事ではどのように生きてくるのかをお話しいただきました。
また、「仕事の選択」と題して、就職活動をする際に気を付けなければならない事や、高校1年生の今から目的や目標を持って学校生活を送る事の重要性をお話しいただきました。
1年生にとって、今、何をすべきなのか考えることのできる貴重な機会となったのではないでしょうか。
小野様、貴重なお話を頂き本当にありがとうございました。
【電気科】福島イノベーション・コースト構想関連企業紹介セミナー
令和2年1月24日 6時間目に
福島イノベーション・コースト構想関連企業紹介セミナーが開催されました。
「福島イノベーション・コースト構想」とは、浜通り地域を中心に最先端の技術・研究を集め、
原発廃炉を着実に進めながら新たな産業を生み出そうとしている国家プロジェクトです。
その福島イノベーション・コースト構想に取り組む地域産業の
現状と将来性、新しい取り組み、求める人材などお話を伺えることとなりました。
(株)鈴木電機吾一商会 鈴木清友 様
より少ない力で動く台車の開発についてお話を伺いました。
電気工事の会社からスタートし、災害消火ロボットの開発から台車のモーターへ発展し、
医療業界への進出も視野に入れいているという取り組みは、
枠を超えた産業の可能性を垣間見たお話でした。
共栄(株) 鈴木久伸様
共栄株式会社は地元企業のマルトやハワイアンズと協力し、
生ごみからメタンガスを発生させ発電する、バイオマス発電を行っているそうです。
ドイツでは、バイオマス発電が盛んで、鈴木様は視察に行った時の話をしてくださいました。
生きる力が湧くアクティブでクリエイティブなお話に、生徒も真剣にメモを取りながら話を聞いていました。
ありがとうございました。
課題研究発表会【電気科】
令和元年12月23日(月)、電気科3年生の課題研究発表会が行われました。
課題研究は3年生が電気科で学んだことの集大成として、4月から取り組んでいた科目になります。
課題研究発表会は、1・2年生が聴講します。
今年度は、4班編成で以下の課題に取り組みました。
1班「四足歩行ロボットの製作」課題研究報告書 (第1班).pdf
2班「4輪電気自動車の製作」課題研究報告書(第2班).pdf
3班「コアレス発電機の製作」課題研究報告書(3班).pdf
4班「下掛け水車による発電効率に関する研究」課題研究報告書(4班).pdf
2班の四輪電気自動車には、電気科1年担任の野口先生と2年担任の谷田部先生が乗車してくださいました。
3班のコアレス発電では芳賀校長先生が発電してくださり、LEDライトが点灯しました。
1、2年生も真剣に発表を聞き、メモを取っていました。
電気科の代表に選ばれた班は、来月の23日に行われる校内課題研究発表会でも発表を行います。
お楽しみに!
上遠野中学校の2年生をお迎えしました【電気科】
令和元年12月5日(木)、専門高校生による小中学生体験学習応援事業として
上遠野中学校2年生が来校し工業高校の体験学習が行われました。
電気科では、電気工事士実習として、このような回路を製作しました。
下についているスイッチで上についている引掛シーリングローゼットを点灯させる回路です。
3年生の四家君が説明をしてくれました。
ワイヤーストリッパーは初めて使う工具だったようで、うまく力が入らないこともありましたが、
頑張って回路を作ってくれました。
上遠野中学校の皆さんは、真剣な眼差しで実習に取り組んでいました。
本校3年生も、教えることの難しさや大変さ、楽しさを感じたようです。
街路灯を設置しました【電気科】
電気科3年生が課題研究の一環として、
本校前の電柱に太陽光発電による人感センサー街路灯を設置しました。
まず、単管パイプを加工して土台を作成しました。
次に、土台を電柱に固定して街路灯を設置しました。
脚立に登って作業を行った馬目くんは、「高くて全身に力が入ってしまった。」とのことです。
11月になり、だいぶ日も短くなりました。
少しでも足元を灯してお役に立てればと思います。
福島ロボットテストフィールド見学【電気科1年】
令和元年11月14日(木)、電気科1年生は、
福島イノベーション・コースト構想に関わる施設見学で、
相馬市原町にある福島ロボットテストフィールドを見学してきました。
福島ロボットテストフィールドとは、物流、インフラ点検、大規模災害などに活躍する、
陸・海・空のフィールドで活用されるロボットの研究開発拠点です。
陸では、災害対応ロボットや、自動運転ロボット。
海では、水中探査ロボット。
空では、無人航空機。
といった、ロボットの研究開発・実証実験・機能評価・操作訓練を行うことができます。
今回は、福島ロボットテストフィールドの成り立ちや目的などの概要の説明を受けた後、
室内にて、ドローンの操作体験をしました。
小型ドローンの操縦をするのは大変難しかったようです。
その後、広大な敷地をバスに乗り見学しました。
市街地フィールドでは、実際の街並みが再現され、自動走行ロボットのテストが行われていました。
瓦礫・土砂崩れフィールドや試験用トンネル、水没市街地フィールドは、
災害を再現してロボットの機能実験を行うことができる大掛かりなものでした。
また、来年8月に開催されるWorld Robot Summitでは試験用プラントにて、
インフラ・災害対応カテゴリーの競技が行われる予定だそうです。
今回の見学で、福島が「近い将来のIot社会実現を担う重要な地域である」と改めて考える機会となりました。
上遠野小学校の皆さんをお迎えしました【電気科】
令和元年11月12日(火)上遠野小学校の6年生の皆さん、27名が、
「専門高校生による小中学生体験学習応援事業」で来校しました。
電気科では、テーブルタップの製作と雷体験をしてもらいました。
テーブルタップ製作では、圧着工具で電線に圧着端子を接続したり、
ドライバーでコンセントプラグをねじ止めしたりと一生懸命作業していました。
完成したら、異常なく使えるかどうかを確認するためのテストを行いました。
雷実験では、雷発生の仕組みの説明を聞いた後に、目の前で雷を落としました。
雷の大きな音が出てびっくりしたかもしれませんね。
お手伝いの本校電気科3年生も、小学生に教える楽しみを知ることができ、
貴重な体験となりました。
次は、12月5日(木)に上遠野中学校の生徒さんが体験学習応援事業に来てくださる予定です。
中学生に会えるのを楽しみに待っています。
「福島イノベーション・コースト構想」 人材育成に係る企業等見学<電気科2年>
福島イノベ-ションコ-スト構想推進機構ご協力の下、10月30日(水)電気科2年生38名が「東北電力(株)第二沼沢発電所」および「福島県環境創造センタ- コミュタン福島」を見学して参りました。
午前中は「東北電力株式会社 第二沼沢発電所(揚水式発電所)」を見学し、揚水式発電所の概要、発電設備および仕組みについて見識を深めることができました。
東北電力株式会社の社員の皆様、お忙しい中、ご対応いただき有り難うございました。
東北電力株式会社 第二沼沢発電所(揚水式発電所)の概要説明を真剣に聞いていました。
東北電力株式会社 第二沼沢発電所(揚水式発電所)の様子
ビル13階程の高さだそうです。
変圧器について詳しく説明をして頂きました。
フランシス水車および発電機について詳しく説明をして頂きました。
制御室の様子。ここでは制御せず、会津若松市から遠隔操作による制御を行うそうです。
午後は「福島県環境創造センタ- コミュタン福島」を見学し、3.11震災以降のふくしまの環境回復の現状や福島県の環境創造に向けての取組・最新の情報、放射線に関する知識等の具体的な説明を頂きました。
福島県環境創造センタ- コミュタン福島の職員の皆様、ご対応いただき有り難うございました。
3.11震災以降の福島第一原子力発電所の様子。
放射線に関する知識を体験している様子。
「スパ-クチェンバ」を使った宇宙線飛跡観測の様子。
日本に2つしかない球型環境創造シアタ-の様子。
ここでは、「放射線の話」と「福島ルネッサンス」というコミュタン福島オリジナル番組を視聴して参りました。
最後に説明をいただいた職員の皆様に対して、電気科2年 HR長 「門馬伸吾」君がお礼の言葉を述べ、すべての見学が終了致しました。
福島県高校生ものづくりコンテスト2019 〜電気工事部門〜 優勝!!
令和元年10月11日(金)郡山北工業高等学校にて、
福島県高校生ものづくりコンテスト2019が開催されました。
電気工事部門に
電気科2年生 遠藤利玖くんが出場し、
見事優勝しました!!
写真右:遠藤君
電気工事部門の競技は、
指定された作業板の上に屋内配線工事を施工して、その技術の優劣を競うものです。
今回の課題は以下になります。
この図面から制作したものが以下になります。
遠藤君は、4月から練習を始め、
放課後はもちろんのこと夏季休業中も休むことなく
黙々と練習して着実に実力をつけていきました。
休みなく練習をしていた遠藤君ですが、練習は苦ではなかったそうです。
その努力が実を結び、本校の芳賀校長先生から優勝の表彰状を受け取ることができました。
努力すれば、結果につながることを実証してくれた遠藤くん。
ありがとう!!
左から指導者の鈴木一郎先生、遠藤利玖くん、担任の谷田部俊幸先生です。
遠藤くんは、来年度に山形県で開催される、東北大会に福島県の代表として出場します!