電気科日誌

2023年6月の記事一覧

【電気科】3年事業所見学

令和5年6月12日(月)に、「福島イノベーション・コースト構想」に関する教育プログラムの一環として、

3年生を対象とした事業所見学に行ってまいりました。

今回の事業所見学では、常磐共同火力(株)勿来発電所 と 古河電池(株)いわき事業所 を見学いたしました。

 

常磐共同火力発電所では、常磐地区の低品位炭の活用から始まった発電所の沿革や

火力発電・IGCCの仕組みについて説明を頂きました。

その後、燃焼系統の一部である貯炭場をはじめとした構内設備の外観や発電系統の一部であるタービン室の見学をさせて頂きました。

  

  

古河電池(株)では、生徒たちが普段目にすることがない古河電池ブランドの鉛蓄電池・アルカリ蓄電池の

紹介や概要について説明いただいた後、自動車用蓄電池とアルカリ蓄電池の製造ラインの見学をさせて

頂きました。

 

  

生徒たちは、見学後の質疑応答で積極的に質問をすることで、見学での学びを深めることができました。

今回の事業所見学は今後の学習や進路決定に活かせる良い機会となりました。

お忙しい中、見学をさせていただきありがとうございました。

【電気科】令和5年度 卒業生を囲む会

6月1日(金)6校時に、3年生を対象とした卒業生を囲む会が行われました。 

 

電気科では、安部雄賀様(植田電機株式会社、H30年度卒)、齋藤祐輝様(福島労災病院、H30年度卒)の

2名の先輩を講師にお迎えし、体験談などをお聞きしました。

 

安部様からは、事業内容についての説明をしていただいた後に、考え方が世代によって異なるため、はじめは

上司との接し方が分からなかった旨のお話をいただきました。そして、大きな声での挨拶や会話、返事が

やはり大切であるということを教えていただきました。

 

齋藤様からは、看護師としての業務や医療現場についてお話をいただきました。そして、生死に直面したときが

精神的に辛いということ、普通高校出身の同僚が多く学力の面でギャップを感じていることをお聞きしました。

最後に、人とのつながりを大切にすること、目標に向かって歩く道中に落ちている「小さなもの」にも目を向ける

ことが大切であると教えていただきました。

 

その後の質疑応答では、3年生から挙がった多くの質問にも丁寧にこたえていただき、進路実現のために何を準備しなくてはならないか、実社会で活躍するために大切にしなければならないことは何か、多くのことを考えるよい機会となりました。

 

お話していただいたことを糧に、進路実現・目標実現に向けて努力して参りたいと思います。

先輩方の活躍している姿に憧れを感じました。講師を務めていただいた卒業生の皆様、どうもありがとうございました。