電気科日誌

電気科の出来事

上遠野中学校の皆さんをお迎えしました<電気科>

12月10日(木)に、専門高校生による小中学生体験学習応援事業として

上遠野中学校2年生が来校し工業高校の体験学習が行われました。

 

電気科では、簡単な電気工事を体験してもらいました。

スイッチを入れると引掛シーリングに接続されたランプが点灯する回路です。

 

まず、電子黒板を使って単線図(電気工事で使われる回路図)と

複線図(実際の回路図)について説明しました 。

 

 

 

その後、3年生の優しいサポートを受けながら、実際に電気工事に

取り組んでもらいました。

 

 

 完成したら、引掛シーリングにLEDを取り付け、実際に点灯するか

どうかを確かめます。LEDが点灯したら、成功です。

 

無事に全員が点灯しました。今回製作した作品は、お土産としてプレゼント

しました。 

 

はじめて使う工具のワイヤーストリッパーは、最初はうまく力が入らず、

苦戦している様子でした。しかし、3年生のアドバイスのもと、なんとか

回路を完成させることができました。

 

 

この体験学習をきっかけとして、ひとりでも多くの中学生が電気科に

興味を持ち、本校電気科を進路に選んでもらえたら、と思います。 

1年生イノベ施設見学会<電気科>

 11月26日(木)、晴天に恵まれる中、電気科1年生が福島イノベーション・コースト構想関連施設の見学に出かけました。

 午前中は、この春に全面開所した南相馬市にある『福島ロボットテストフィールド』を訪れました。施設の概要について学んだ後、東京ドーム10個分もの敷地に広がる様々な実験エリアについて施設屋上から一望しながら見学させていただきました。

 また、小型ドローンをタブレット端末で操縦する体験もできました。生徒全員が、ドローンを離着陸させ、数メートル先のバーを潜り抜ける操作体験をしました。

 

 

 午後は、楢葉町に移動し、『日本原子力研究開発機構 楢葉遠隔技術開発センター』を見学しました。

 施設の概要ついて理解を深めたのち、実験棟でのクローラ式ロボットや水中ロボットの遠隔操作実習(こちらも生徒全員が体験!)、VR技術を用いた原子炉建屋内の疑似施設見学、同年代の学生が活躍する廃炉創造ロボコンの動画鑑賞など、盛沢山の内容でした。

 

 

 説明を受けながら熱心にメモをとる生徒の姿も見られ、よい見学会になりました。ご協力いただいた関係者の皆さま、お忙しいなか本当にありがとうございました。

 震災の年の4月に小学校に入学した1年生たちは、震災や震災後の福島の復興についてどんな思いを抱いているでしょうか。地域の現状について学び、自分にできることを増やしながら、世のため人のために活躍できる人になって欲しいと思います。

 

高校生ものづくりコンテスト2020東北大会~電気工事部門~ 優勝しました!!<電気科>

 

令和2年11月14日(土)~15日(日)に、高校生ものづくりコンテスト東北大会 電気工事部門が

山形県職業能力開発促進センターで開催されました。

 

本校からは福島県代表として、

電気科3年 遠藤利玖くんが出場し、

見事優勝することができました。

 

 

昨年度開催された県大会で、代表に選ばれてからも練習を重ね、

東北大会の開催が決まってからは、担当の先生のご指導のもと

夏季休業中はもちろん放課後の夜遅くまで、こつこつと練習に励みました。

 

本番では、はじめは少し焦っていた様子でしたが、

すぐに自分のペースを取り戻し、落ち着いて制限時間内(2時間)に作業を完成させました。

 

 

 

その努力が実を結び、優勝の賞状とトロフィーを手にすることができました。

また、電気技術者試験センター様より記念品と特別賞の賞状を授与されました。

 

  

 

遠藤くんは、不断の努力を欠かさずに、そして練習の成果を十分に発揮できれば、

結果もおのずとついてくることを、私たちにしっかりと教えてくれました。

 

この経験は、これからの利玖くんの人生にとっても、

大きな財産となることでしょう。

長い間、本当にお疲れ様でした。 

そして、本当にありがとうございました。

上遠野小学校の皆さんをお迎えしました<電気科>

11月11日(水)、上遠野小学校の6年生31名の皆さんが、

「令和2年度 専門高校生による小中学生体験学習応援事業」で来校しました。

 

電気科では、家庭でも使えるテーブルタップの製作と雷放電の見学を体験してもらいました。

 

テーブルタップの製作では、圧着工具を使って電線と圧着端子を接続する作業や、

ドライバーを使ってコンセントプラグのねじ止めをする作業を行いました。

小学生の皆さんにとって、生まれてはじめて目にする工具に悪戦苦闘しながらも、

丁寧に一生懸命取り組んでいました。

  

 

完成したら、テスタを使って、正しく接続されているかどうかのテストを行い、

合格したテーブルタップは、小学生の皆さんへのプレゼントとなりました。

 

 

雷実験では、雷ができる仕組みの説明を聞いた後に、目の前で雷を落としました。

あまりにも大きな音と光に、びっくりしたことでしょう。 

 

 

お手伝いは、課題研究で「電気工事教材製作」に取り組んでいる電気科3年生が担当しました。

3年生にとっても、貴重な経験となったことと思います。

 

次回は、12月10日(木)に上遠野中の皆さんが訪問してくれる予定です。

中学生に会えるのを楽しみにお待ちしています。

福島県高校生ものづくりコンテスト2020~電気工事部門~<電気科>

 令和2年10月30日(金)に、郡山北工業高等学校にて、

福島県高校生ものづくりコンテスト2020「電気工事部門」が開催されました。

 

指定された作業板の上に屋内配線工事を施工して、その技術の優劣を競うものです。

電気科からは田島琉直くん(2年)が出場し、第4位という結果となりました。

放課後はもちろんのこと、暑い中夏季休業中も休むことなく

黙々と練習して着実に実力をつけていきました。

 

 

 

 

残念ながら、2年連続となる東北大会への切符は得られませんでしたが、

練習の成果が遺憾なく発揮された結果となりました。

今回の経験は、田島くんにとって大きな財産になったと思います。

本当にお疲れ様でした。

事業所見学実施<電気科>

令和2年10月7日(水)

「福島イノベーションコースト構想」に関する教育プログラムの一環として、

2年生を対象に事業所見学に行ってまいりました。

 

見学をさせていただいたのは、

【東北電力奥会津水力館「みお里」】様

です。

水力シアターホールでは、映像にて水力発電の仕組みや、只見川における電源開発の歴史、

会津地域の魅力について学習しました。

また、只見川ギャラリーでは著名な作家が「水源」「川」「水力発電施設」「灯り」をテーマに描いた絵画が展示してあり、生徒たちはすばらしい作品に感動していました。

お忙しい中、見学をさせていただきありがとうございました。

企業見学実施【電気科】

令和2年7月6日(月)

「福島イノベーションコースト構想」に関する教育プログラムの一環として、

3年生を対象に企業見学を行ってまいりました。

 

見学をさせていただいたのは、

【古河電池株式会社】様

【いわき大王製紙】様

です。

 

今回の企業見学は、新型コロナ感染症予防対策として、

上記企業様及びイノベーションコースト推進機構様の特段のご配慮で、

感染リスクを下げるため1クラスを2班に分け、バスを2台に分乗して少人数で実施いたしました。

 

 

 

 

 

このような社会状況の中、受け入れていただいた

古河電池(株)様、いわき大王製紙様、本当にありがとうございました。

【電気科】仕事人の話を聞く会

令和2年1月24日 6時間目に電気科1年生を対象として「仕事人の話を聞く会」が開催されました。

本校電気科卒業生であり、学校評議員でもある、

(株)エーピーアイ・コーポレーション 小野昌之様

よりお話を伺いました。

 

電気分野でのプロフェッショナルは施設の保安や管理のために様々な分野の企業から必要とされており、本校電気科で学んだ内容や取得した資格が実際の仕事ではどのように生きてくるのかをお話しいただきました。

 

 

また、「仕事の選択」と題して、就職活動をする際に気を付けなければならない事や、高校1年生の今から目的や目標を持って学校生活を送る事の重要性をお話しいただきました。


1年生にとって、今、何をすべきなのか考えることのできる貴重な機会となったのではないでしょうか。

小野様、貴重なお話を頂き本当にありがとうございました。

 

【電気科】福島イノベーション・コースト構想関連企業紹介セミナー

令和2年1月24日 6時間目に

福島イノベーション・コースト構想関連企業紹介セミナーが開催されました。

 

「福島イノベーション・コースト構想」とは、浜通り地域を中心に最先端の技術・研究を集め、

原発廃炉を着実に進めながら新たな産業を生み出そうとしている国家プロジェクトです。

 

その福島イノベーション・コースト構想に取り組む地域産業の

現状と将来性、新しい取り組み、求める人材などお話を伺えることとなりました。

 

(株)鈴木電機吾一商会 鈴木清友 様

より少ない力で動く台車の開発についてお話を伺いました。

電気工事の会社からスタートし、災害消火ロボットの開発から台車のモーターへ発展し、

医療業界への進出も視野に入れいているという取り組みは、

枠を超えた産業の可能性を垣間見たお話でした。

 

 

 

共栄(株) 鈴木久伸様

共栄株式会社は地元企業のマルトやハワイアンズと協力し、

生ごみからメタンガスを発生させ発電する、バイオマス発電を行っているそうです。

ドイツでは、バイオマス発電が盛んで、鈴木様は視察に行った時の話をしてくださいました。

生きる力が湧くアクティブでクリエイティブなお話に、生徒も真剣にメモを取りながら話を聞いていました。

 

 

 

 

ありがとうございました。

課題研究発表会【電気科】

令和元年12月23日(月)、電気科3年生の課題研究発表会が行われました。

課題研究は3年生が電気科で学んだことの集大成として、4月から取り組んでいた科目になります。

 

課題研究発表会は、1・2年生が聴講します。

 

 

今年度は、4班編成で以下の課題に取り組みました。

 

 1班「四足歩行ロボットの製作」課題研究報告書 (第1班).pdf

 

 

2班「4輪電気自動車の製作」課題研究報告書(第2班).pdf

 

3班「コアレス発電機の製作」課題研究報告書(3班).pdf

 

4班「下掛け水車による発電効率に関する研究」課題研究報告書(4班).pdf

 

 

 2班の四輪電気自動車には、電気科1年担任の野口先生と2年担任の谷田部先生が乗車してくださいました。

 

 

 

3班のコアレス発電では芳賀校長先生が発電してくださり、LEDライトが点灯しました。

 

1、2年生も真剣に発表を聞き、メモを取っていました。

 

電気科の代表に選ばれた班は、来月の23日に行われる校内課題研究発表会でも発表を行います。

お楽しみに!