電気科日誌

カテゴリ:今日の出来事

【電気科】福島イノベーション・コースト構想関連企業紹介セミナー

令和2年1月24日 6時間目に

福島イノベーション・コースト構想関連企業紹介セミナーが開催されました。

 

「福島イノベーション・コースト構想」とは、浜通り地域を中心に最先端の技術・研究を集め、

原発廃炉を着実に進めながら新たな産業を生み出そうとしている国家プロジェクトです。

 

その福島イノベーション・コースト構想に取り組む地域産業の

現状と将来性、新しい取り組み、求める人材などお話を伺えることとなりました。

 

(株)鈴木電機吾一商会 鈴木清友 様

より少ない力で動く台車の開発についてお話を伺いました。

電気工事の会社からスタートし、災害消火ロボットの開発から台車のモーターへ発展し、

医療業界への進出も視野に入れいているという取り組みは、

枠を超えた産業の可能性を垣間見たお話でした。

 

 

 

共栄(株) 鈴木久伸様

共栄株式会社は地元企業のマルトやハワイアンズと協力し、

生ごみからメタンガスを発生させ発電する、バイオマス発電を行っているそうです。

ドイツでは、バイオマス発電が盛んで、鈴木様は視察に行った時の話をしてくださいました。

生きる力が湧くアクティブでクリエイティブなお話に、生徒も真剣にメモを取りながら話を聞いていました。

 

 

 

 

ありがとうございました。

課題研究発表会【電気科】

令和元年12月23日(月)、電気科3年生の課題研究発表会が行われました。

課題研究は3年生が電気科で学んだことの集大成として、4月から取り組んでいた科目になります。

 

課題研究発表会は、1・2年生が聴講します。

 

 

今年度は、4班編成で以下の課題に取り組みました。

 

 1班「四足歩行ロボットの製作」課題研究報告書 (第1班).pdf

 

 

2班「4輪電気自動車の製作」課題研究報告書(第2班).pdf

 

3班「コアレス発電機の製作」課題研究報告書(3班).pdf

 

4班「下掛け水車による発電効率に関する研究」課題研究報告書(4班).pdf

 

 

 2班の四輪電気自動車には、電気科1年担任の野口先生と2年担任の谷田部先生が乗車してくださいました。

 

 

 

3班のコアレス発電では芳賀校長先生が発電してくださり、LEDライトが点灯しました。

 

1、2年生も真剣に発表を聞き、メモを取っていました。

 

電気科の代表に選ばれた班は、来月の23日に行われる校内課題研究発表会でも発表を行います。

お楽しみに!

上遠野中学校の2年生をお迎えしました【電気科】

令和元年12月5日(木)、専門高校生による小中学生体験学習応援事業として

上遠野中学校2年生が来校し工業高校の体験学習が行われました。

 

電気科では、電気工事士実習として、このような回路を製作しました。

下についているスイッチで上についている引掛シーリングローゼットを点灯させる回路です。

 

 

3年生の四家君が説明をしてくれました。

 

 

ワイヤーストリッパーは初めて使う工具だったようで、うまく力が入らないこともありましたが、

頑張って回路を作ってくれました。

 

 

 

上遠野中学校の皆さんは、真剣な眼差しで実習に取り組んでいました。

本校3年生も、教えることの難しさや大変さ、楽しさを感じたようです。

福島ロボットテストフィールド見学【電気科1年】

令和元年11月14日(木)、電気科1年生は、

福島イノベーション・コースト構想に関わる施設見学で、

相馬市原町にある福島ロボットテストフィールドを見学してきました。

 

福島ロボットテストフィールドとは、物流、インフラ点検、大規模災害などに活躍する、

陸・海・空のフィールドで活用されるロボットの研究開発拠点です。

陸では、災害対応ロボットや、自動運転ロボット。

海では、水中探査ロボット。

空では、無人航空機。

といった、ロボットの研究開発・実証実験・機能評価・操作訓練を行うことができます。

 

今回は、福島ロボットテストフィールドの成り立ちや目的などの概要の説明を受けた後、

室内にて、ドローンの操作体験をしました。

 

 

小型ドローンの操縦をするのは大変難しかったようです。

 

 

その後、広大な敷地をバスに乗り見学しました。

 

市街地フィールドでは、実際の街並みが再現され、自動走行ロボットのテストが行われていました。

瓦礫・土砂崩れフィールドや試験用トンネル、水没市街地フィールドは、

災害を再現してロボットの機能実験を行うことができる大掛かりなものでした。

 

また、来年8月に開催されるWorld Robot Summitでは試験用プラントにて、

インフラ・災害対応カテゴリーの競技が行われる予定だそうです。

 

今回の見学で、福島が「近い将来のIot社会実現を担う重要な地域である」と改めて考える機会となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

中学生体験入学【電気科】

令和元年7月25日(木)、中学生の体験入学が行われました。

 


体験入学の主な流れは、

体育館にて参加中学生全員で、勿来工業高校の説明を聞いた後、

第一希望の科で科の特色を生かした、実験・実習・見学をします。

 

電気科を第一希望として、体験入学に参加してくださった中学生は76名でした。

 

まず、在校生による、電気科の特色や学習内容に加え、取得可能資格や就職率などの説明をしました。

 

 

 


その後、2班に分かれて

・電気工事士体験実習

・テーブルタップの製作&高電圧実習

をそれぞれ30分体験していただきました。

 

【電気工事士体験実習】

スイッチとシーリングを付ける作業を行いました。

実習の様子です。

 

 

 

 

 

 

 

【テーブルタップの製作】

 


製作物です。

 

実習の様子です。

 

 

【高電圧実習】

雷実験を見ている様子です。

 

 

 

また、第二希望で電気科に来てくれた中学生は、電気科の説明や高圧実験の他に、

卒業生が課題研究で制作したバイク乗車体験を行いました。

 

 

 

 

中学生の皆さん、体験に来てくださってありがとうございました!

少しでも、電気に興味を持ち、電気を勉強してみたいな~と思ってくれたら嬉しいです。

そして、勿来工業高校電気科に入学して一緒に勉強出来たら、もっと嬉しいです!