令和元年10月11日(金)郡山北工業高等学校にて、
福島県高校生ものづくりコンテスト2019が開催されました。
電気工事部門に
電気科2年生 遠藤利玖くんが出場し、
見事優勝しました!!
写真右:遠藤君
電気工事部門の競技は、
指定された作業板の上に屋内配線工事を施工して、その技術の優劣を競うものです。
今回の課題は以下になります。
この図面から制作したものが以下になります。
遠藤君は、4月から練習を始め、
放課後はもちろんのこと夏季休業中も休むことなく
黙々と練習して着実に実力をつけていきました。
休みなく練習をしていた遠藤君ですが、練習は苦ではなかったそうです。
その努力が実を結び、本校の芳賀校長先生から優勝の表彰状を受け取ることができました。
努力すれば、結果につながることを実証してくれた遠藤くん。
ありがとう!!
左から指導者の鈴木一郎先生、遠藤利玖くん、担任の谷田部俊幸先生です。
遠藤くんは、来年度に山形県で開催される、東北大会に福島県の代表として出場します!
今日の出来事
令和元年7月25日(木)、中学生の体験入学が行われました。
体験入学の主な流れは、
体育館にて参加中学生全員で、勿来工業高校の説明を聞いた後、
第一希望の科で科の特色を生かした、実験・実習・見学をします。
電気科を第一希望として、体験入学に参加してくださった中学生は76名でした。
まず、在校生による、電気科の特色や学習内容に加え、取得可能資格や就職率などの説明をしました。
その後、2班に分かれて
・電気工事士体験実習
・テーブルタップの製作&高電圧実習
をそれぞれ30分体験していただきました。
【電気工事士体験実習】
スイッチとシーリングを付ける作業を行いました。
実習の様子です。
【テーブルタップの製作】
製作物です。
実習の様子です。
【高電圧実習】
雷実験を見ている様子です。
また、第二希望で電気科に来てくれた中学生は、電気科の説明や高圧実験の他に、
卒業生が課題研究で制作したバイク乗車体験を行いました。
中学生の皆さん、体験に来てくださってありがとうございました!
少しでも、電気に興味を持ち、電気を勉強してみたいな~と思ってくれたら嬉しいです。
そして、勿来工業高校電気科に入学して一緒に勉強出来たら、もっと嬉しいです!
今日の出来事
令和元年6月19日 電気工事業理解推進研修会が勿来工業高校で開催されました。
今日は、後半の体験実習の様子をご報告します。
【後半】
〇電気工事作業体験実習
実習A 裸圧着端子の圧着
実習B メーターとブレーカーの接続
実習C 太物ケーブルの切断
実習D 露出配管通線
実習E ロープでのケーブル引き
実習F 高所作業車体験
上記の内容を各班ごと一人一人体験していきます。
実習A 裸圧着端子の圧着
【生徒の感想】
裸圧着端子の圧着は、第二種電気工事士でやったリングスリーブの圧着と似ていましたが、
線が太い分、電動圧着工具を使用して圧着しました。
さらに、電線の剥き方も実際の電気工事をされている方の方法を見させてもらって新鮮でした。
2年 渡辺健心くん
実習B メーターとブレーカーの接続
【生徒の感想】
メーター接続で、白の接続が奥まで入っていなかったため、ねじが緩んでしまったことで
接続できていませんでした。
ブレーカーの接続では、全部接続できていたので良かったです。
もし、接続が緩んでいたら火災につながってしまうことを教えていただきました。
2年 志賀夢希くん
実習C 太物ケーブルの切断
【生徒の感想】
この体験は、とても大変でした。太物ケーブルの切断を手動で行った際に、
なかなか切断できず苦労しました。握力が強くないとすぐには切れないことがわかりました。
次に電動で作業をしてみると、驚くほどすぐに切れました。今は、ほとんど電動で作業していると
講師の方に教えてもらいました。ですが、狭い場所では電動で行わず、手動で行うそうです。
2年 木村友哉くん
実習D 露出配管通線
【生徒の感想】
配管を止める作業をやってみたけれど、細かい作業だったのでコツをつかむまで
全く止めることができませんでした。
通線をする作業では、線を通すときに声掛けが大切というアドバイスをもらって
掛け声をかけながらやったらすぐに線を通すことができたので、何事もコミュニケーションが
大切だと思いました。
2年 阿部耀平くん
実習E ロープでのケーブル引き
【生徒の感想】
この体験では、ケーブルを2人で引き、他の2人がケーブルを8の字に置くものでした。
8の字にする理由は、ケーブルがねじれないようにするためだと教えてもらいました。
その後、縄を結ぶ作業をしました。その結び方は、結ぶときは固くほどくときは簡単な
とても便利な結び方でした。
2年 古市隼也くん
実習F 高所作業車体験
【生徒の感想】
本来は校舎の屋上まで届くそうなので、驚きました。
ちょっとした動作で落ちそうになるので大変な仕事だと思いました。
この高所での作業には資格が必要ということを教えていただき、何でも資格が必要なんだと
改めて思いました。
2年 志賀玲音くん
後半の体験実習では、一人一人が様々な生きた作業を体験することができました。
ありがとうございました!
今日の出来事
令和元年6月19日 電気工事業理解推進研修会が勿来工業高校で開催されました。
講演の内容は、
【前半】2,3年生合同
〇屋内照明器具配置図制作
〇テーブルディスカッション
【後半】2年生
〇電気工事作業体験実習
実習A 裸圧着端子の圧着
実習B メーターとブレーカーの接続
実習C 太物ケーブルの切断
実習D 露出配管通線
実習E ロープでのケーブル引き
実習F 高所作業車体験
です。
この電気工事業理解推進研修会は、県内各地より29名の講師の方々がいらしてくださいました。
実際に電気工事士として活躍なさっている皆さまです。
本日は、前半の
〇屋内照明器具配置図制作
〇テーブルディスカッション
についてお伝えします。
屋内照明器具配置図制作では、
生徒は5~6人の12班に分かれ、講師の方が準備してくださった設計図に、
照明機器のパンフレットから、適切で快適な照明器具を選択し、図面に張り付けていきます。
玄関のポーチでは防水対策がされている機器。
玄関ホールでは、センサー付き機器。
寝室は、間接照明機器。
和室は、和室の空間に合ったものを。
など、普段の生活で何気なく使用している照明器具が、
たくさんの選択肢の中から選ばれて付けられていること、
そのことがいかに大変かを実習を通して学んでいました。
テーブルディスカッションでは、
電気工事士のイメージや、生徒自身の将来の目標、講師の皆様に聞きたいことなどを
各班ごとお話を伺うことができました。
電気工事士の仕事の内容はもちろんですが、
電気工事士の仕事がいかに重要であるか、必要とされる仕事であるか。
また休みはどのくらい取れるかなど、丁寧に教えていただきました。
前半の実習を通して、学んだことを3年生が発表しました。
電気工事士になりたいと思う生徒が増えたようです。
電気工事士になるぞー!!と腕を振り上げた3年生の吉田俊介くん!!
頑張ってください!
次回は、後半の体験実習の様子をお伝えします。
今日の出来事
令和元年6月13日(木)に卒業生を囲む会が行われました。
講演してくださった卒業生は
①佐藤大地様(平成30年度卒)
有機合成薬品工場(株)常磐工場
②高橋友喜様(平成30年度卒)
(株)東京エネシス
③浅野直史様(平成27年度卒)
日本大学工学部 電気電子工学科
の3名です。
佐藤様からは会社の業務内容に加え、何事もメモを取って仕事を覚えていった体験談や、
コミュニケーションの重要性や積極的な自主性が大切になるという、お話を伺いました。
また、取れる資格は取っておくようにとのお話でした。
高橋様からは、
業務内容となる火力発電所・水力発電所・原子力発電所・変電所のメンテナンスや建設、
太陽光パネルの設置など、詳しく教えていただきました。
そして、高橋様も職場のいろいろな人と話すコミュニケーション力が必要だとのことでした。
浅野様からは、大学での学習や生活を教えていただきました。
大学では、普通教科の勉強も大変になってくるので、高校時代から授業をしっかり受けて
目標を定めておくことが大切だという話を伺いました。
卒業生の話を伺ったことで、
在校生が今何をやらなくてはいけないのか、
自分の目標のためには何が必要なのか
を考える機会となりました。
卒業生の講師のみなさん、ありがとうございました。
今日の出来事
令和元年6月10日(月)電気科3年生32名で
イノベーション人材育成事業・企業見学実習を行ってまいりました。
後半は、古河電池(株)様での様子をご報告いたします。
初めに、DVDにて会社の概要を伺いました。
古河電池(株)に至るまでの、経緯や変革を学んでいる様子です。
その後、古河電池(株)様の商品の種類と、
どのようなものに使われているか、説明いただきました。
その後、生徒を4班に分け工場内を見学させていただきました。
工場内の企業秘密をじっくり見学させていただき、生徒は生きた現場に触れることができました。
工場内では、いたるところに安全第一主義を掲げており、
これは古河電池(株)様の歴史にある、小田川全之(古河鉱業足尾鉱業所所長)が、
アメリカ産業界で提唱されていた「セーフティ・ファースト」を「 安全専一」と翻訳し
標示板をつくり、所内の安全活動を推進したことが、今なお受け継がれている。
製造過程を見学させていただいた電池は、自動車用蓄電池から鉄道車両用の産業用蓄電池。
さらに、災害時用のマグネシウム空気電池を手に取ることができ、
生徒たちの電池に対する意識と興味が深まったようです。
最後に生徒全員で、古河電池(株)様の安全活動の挨拶
「ご安全に!」
を感謝の気持ちを込めてお礼のあいさつをしました。
今日の出来事
令和元年6月10日(月)電気科3年生32名で
イノベーション人材育成事業・企業見学実習を行ってまいりました。
見学企業は
①常磐共同火力(株)勿来発電所 様
②古河電池(株) 様
の上記2企業様のご協力をいただきました。
前編では、常磐共同火力(株)勿来発電所 様での様子をご報告します。
初めに、企業の概要をDVD等でご説明いただきました。
長い歴史の中、ここいわきの南部に火力発電所が建設された背景や、
取り組みを真剣に学んでいる様子です。
その後、常磐火力の発電量と、最先端IGCC(10号機)の開発経緯と実証実験結果を説明していただきました。
現場見学では、石炭輸送から備蓄までを見学し
IGCC(ガスタービンと蒸気タービンによる複合発電システム)を間近で見学させていただきました。
最後に、生徒からの質問に答えていただき、大変実りある企業見学になりました。
次は、古河電池(株)(後編)をアップいたします。
令和元年5月5日(日)に植田町本町通で行われたイベント、
「第34回 植田町本町通歩行者天国」に参加して参りました。
今回も
・テ-ブルタップの無料製作体験(限定30個:中学生以下対象)
・MCR(マイコンカ-ラリ-)デモ走行
を行いました。
生徒たちは工具の使い方やマイコンカ-の仕組みをわかりやすく丁寧に子供たちに教えていました。
体験に参加した子供たちも、マイコンカ-の仕組みを熱心に聞いたり、テ-ブルタップの製作に一生懸命取り組んでいました。
本日12/17(月)4~6校時、電気科の平成30年度課題研究発表会が行われました。
今年度も、各班今までの学習を活かして様々な研究をしました。
テーマは以下の通りです。
・電動三輪車の製作
・3Dプリンタによる部品の製作
・アルディーノによるストラックアウト
・アルディーノによる自動制御電車の製作
・電気自動車の製作
・光自動オセロの製作
11月7日(水)
福島イノベーション・コースト構想を担う人材育成を目的とした教育プログラムの一環として
電気科1年生による企業見学が行われ、
常磐共同火力株式会社と日産自動車株式会社いわき工場の見学をしてきました。
まず常磐共同火力株式会社では、
火力発電の仕組みやIGCCについて教えていただき、貯炭場や発電設備等の見学をしてきました。
火力発電のしくみについての説明(常磐共同火力株式会社)
貯炭場の見学(常磐共同火力株式会社)
10号機の見学(常磐共同火力株式会社)
そして日産自動車株式会社いわき工場では、
まず会社概要について説明していただき、その後工場内を見学しました。
電気科ということで、電気自動車についてより詳しく教えていただきました。
いわき工場についての説明(日産自動車株式会社)
電気自動車の見学(日産自動車株式会社)
ご協力いただいただいた、常磐共同火力株式会社、日産自動車株式会社いわき工場の皆様方には
お忙しい中丁寧に対応してくださり、誠にありがとうございました。