工業化学科日誌

2024年6月の記事一覧

福島イノベーション・コースト構想推進事業による出前授業  <工業化学科>

   R6年6月21日(金)に工業化学科2年生を対象として、福島イノベーション・コースト構想推進産業人材育成確保事業による出前授業が行われました。古河電池株式会社いわき事業所の小出彩乃様を講師としてお迎えし、「最先端技術 イノベに関する電池の化学」をテーマに約1時間にわたってお話をいただきました。

   自動車や電車、非常口の誘導灯といった身近なものだけでなく、自衛隊の戦闘機や人工衛星といった想像もつかなかったところにもさまざまな種類の電池が使用されていることを知り、生徒たちは電池について強く興味を持ったようです。また、現在学習している化学の内容が、電池の開発に必要なことを知り、今の学びが仕事に活かせることを実感できた様子でした。

自身の進路について考える良い機会となりました。ありがとうございました。

2学年次に甲種危険物取扱者に合格! <工業化学科>

   消防法に基づく危険物を取り扱うことができる危険物取扱者試験は、工業化学科で特に力を入れて受験対策を行っている国家資格試験ですが、昨年度2月の受験においてその最難関である「甲種」危険物取扱者に工業化学科3年の村上桧斗君(当時2年生)が合格しました。今回は全類を取得した上での初めての甲種チャレンジであり、1回目の受験で、さらに、2学年次における甲種合格は極めて異例の快挙となります。根気強く日々の自主学習に取り組んできた成果で、ものづくりコンテスト東北大会に向けての練習や勉学の両立を図りながら成し遂げた快挙に大きな喜びの声が上がっています。

 2学年次に甲種合格の快挙を果たした 村上 桧斗くん(工業化学科3年)

福島イノベーション・コースト構想推進事業による出前授業  <工業化学科>

 R6年6月7日(金)に工業化学科3年生を対象として、福島イノベーション・コースト構想推進産業人材育成確保事業による出前授業が行われました。

 株式会社クレハの労政部より鮎澤咲希様・岩間巨樹様、中央研究所より正野大河様を講師としてお迎えし、会社紹介ならびに「有機合成研究室における研究開発」と題して約1時間の講話をいただきました。
 

 講師の皆さまの優しさあふれる雰囲気に安心感を覚えるとともに、農薬の開発研究のお話を通して新しいものを作っていくことの難しさや、正しいデータに基づいて正しく判断ができる力の大切さなどを学ばせていただきました。また、研究がどんなにハイレベルであっても、本校の実習等で学んでいるような基本的な知識や技術が現場で活かされる様子を改めて知ることができたとの感想も数多く寄せられました。自身の進路選択を間近に控えている立場として、終始真剣に耳を傾けている姿が見られた有意義な出前授業でした。

講師の皆様、誠にありがとうございました。

卒業生を囲む会 <工業化学科>

令和6年6月6日(木)に工業化学科3年生を対象として卒業生を囲む会が行われました。

今回講師としてお迎えしたのは、田子千夏さん(第一三共ケミカルファーマ(株)小名浜工場勤務)、冨山壮太さん(常磐開発(株)勤務)、渡邉心寧さん(古河電池(株)いわき事業所勤務)の3名で、いずれも令和4年度の本科の卒業生です。

 

進路活動が間近に迫っている緊張感もありましたが、終始和やかな雰囲気で懇談が進められ、進路希望先を選択する上でのアドバイスをお願いする場面が多く見られました。受験に向けての大事なポイントも大変参考になりました。希望進路の実現のために今回の助言を充分に活かしていきたいと思います。

卒業生の皆さんには、お仕事でお忙しい中にもかかわらず、後輩のために時間を割いて参加して下さり誠にありがとうございました。