工業化学科日誌

2023年10月の記事一覧

福島イノベーション・コースト構想推進事業による工場見学 <工業化学科1年>

 10月16日(月)に工業化学科1年生を対象として福島イノベーション・コースト構想推進事業による工場見学が行われました。見学先は、エリエールプロダクト(株)福島工場と城北化学工業(株)いわき工場の2工場です。

  

 会社の概要や施設説明に対して積極的にメモをとったり質問したりと熱心に見学できた様子が見られました。また、どちらの企業からも安全に対する意識・企業の取り組み等、仕事に対する誇りや熱意を真摯に生徒に伝えていただき、生徒たちが就業観について考えるいい機会になりました。

 

 

 

両工場のご担当の方々、また、ご案内をして下さった皆さま、誠にありがとうございました。

ものづくりコンテスト2023化学分析部門 優勝!準優勝! <工業化学科>

 10/12(木)、13(金)の両日に郡山北工業高校を会場として行われた「福島県ものづくりコンテスト2023化学分析部門」において、本科2年生の村上桧斗君が優勝、緑川由愛さんが準優勝と、本校が1位、2位を独占しました。

 課題は例年通り「キレート滴定法により試料水中のCaおよびMgの定量を行うことにより試料水の硬度を求める」でしたが、今年度より試料水がこれまでの1検体から2検体に増え、競技時間2時間30分の制限時間をクリアするだけでも困難な、非常にレベルの高い課題となりました。当然これまで通り、安全に配慮したハイレベルな操作技術や正確な測定値、そして迅速さが求められています。

 

 

 

 今回は県内化学系工業高校5校、8名の選手による競技となりましたが、普段通りの落ち着いた操作により時間的にも余裕のある分析を行った結果、村上君が見事に優勝、緑川さんも準優勝と、この上ない成績を収めてきました。

 

 

 

 今回特筆すべきは、化学分析有識者からなる外部審査員によって両名の正しく美しい分析操作が認められ、いずれの選手も「技術点」が満点だったことです。選手・指導者はもとより学科職員一同、大変誇りに感じています。連日遅くまで練習に励み、妥協することなく努力を続け、それを見事に結実させた両名には本当に多くのことを学ばせてもらいました。

 

(右から、指導者:石井洋子先生、村上桧斗君、緑川由愛さん)

 

 なお、今回優勝した村上桧斗君は、来年度、岩手県で実施されるものづくりコンテスト2024東北大会に福島県代表として出場します。皆さまの応援をよろしくお願いいたします。

【工業化学科】うえだ商店会歩行者天国

10月9日(月・祝)に行われた、うえだ商店会歩行者天国に出店しました。

工業化学科では、「スライムを作ろう!」をテーマに、2年生2名、1年生3名が参加しました。

多くのお子さんがスライムづくりに取り組みました。

完成したスライムを見て、笑顔でとても喜んでくださいました。

悪天候の中、お越しくださいました皆様、ありがとうございました。