<バレーボール部>

FTV杯(バレーボール部)

 11月24日(金)・25日(土)にかけて福島市国体記念体育館で行われた第70回全日本バレーボール高等学校選手権大会福島県代表決定戦 兼 第45回FTV杯争奪福島県高等学校バレーボール選抜優勝大会に参加してきました。結果は初戦で平工業高校に勝利したものの、準決勝で福島商業高校に惜敗し3位入賞でした。
<結果詳細>
 11月24日(金)於:福島市国体記念体育館(Bコート第2試合)
 ○勿来工業高校2-1●平工業高校
 第1セット 25-18
 第2セット 23-25
 第3セット 25-17
【試合内容】
 今大会は、高校生にとっては憧れの春の高校バレーの福島予選会、また3年生にとっては集大成となる負けられない戦いでした。地区大会では負けなしの地元平工業高校との対戦でした。地元では負けなしとはいえ、大エース根笹君を擁する平工業高校は大舞台ではめっぽう強い侮れない相手でした。
 第1セット序盤は予想通り、相手エース根笹君にスパイクを決められたものの、松本(C3)やセッター玉橋(M3B)が繰り出す変幻自在のトスワークを白井(E3)を中心に打ち込み、徐々に差を広げ中盤に相手エースを白井がシャットアウトし、本校に流れが一気に傾き、終盤にかけては中澤(D2)がエースらしい働きを見せ第1セットをものにした。
 第2セットは、序盤から一進一退の攻防が続いたが、サーブミスが終盤まで響き最後もサーブミスでこのセットを落とした。
 第3セットは、絶好調中澤が次々とジャンプサーブやスパイクを決め有利に試合を進めた。ダブルリベロ、永山(E2)、新妻(M1B)も安定した守備を見せ、本校のモットーである組織的なブロックと粘り強い守備からのコンビバレーを見事体現してくれた。チームキャプテン川端、MB久保木(ともにM2B)も要所にスパイクやブロックを決めた。より守備の安定化を図るため投入した飛鳥(C2)や四家(M1B)もいい働きを見せ、相手を終始圧倒し、勝利を収めることがきた。また、試合には出られなかった選手もチームのためにと、粉骨砕身の働きで勝利に貢献してくれた。まさに、チーム一丸の勝利であった。

同じく11月24日(金)於:福島市国体記念体育館(Bコート第3試合)
 ●勿来工業高校0-2○福島商業高校
 第1セット 29-31
 第2セット 18-25
【試合内容】
 準決勝の相手は3年生関場を中心に、中学時代JOC(中学校県選抜)に選ばれた、名将鈴木雅弘監督率いる集団、福島商業高校である。7月の県総体準決勝で対戦し、1セット目20点、2セット目19点で完敗している相手である。今回こそはと意気込んで迎えた試合だった。
 第1セット序盤からお互いのエースの打ち合いになり両者一歩も譲らない好ゲームであった。まさに両者死力を尽くしたすばらしい試合は25点では勝負がつかず、デュースまでもつれるものであった。初めにセットポイントを握られ、幾度も土俵際まで追い込まれる苦しい展開の中、何とか勝機をうかがったものの、最後はスパイクがアウトになり無情にもこのセットを29点で落とす。
 第2セットは、相手の勢いとジャンプサーブ、高いブロックに苦しみなかなか波に乗れず、序盤から苦戦を強いられ、中盤なんとか盛り返したものの結局18点でこのセット落とし、セットカウント0-2で本校の惜敗となった。
 本校初の春の高校バレー出場権の獲得には至らなかったが、久しぶりの県大会上位入賞は本当に素晴らしいものとなった。3年生は、これで引退となるが県大会ベスト4というDNAを遺産として1、2年生に残してくれました。1,2年生は先輩から受け継いだ伝統を継承し、更に発展させてほしい。3年生の今後の活躍に期待したい。本当にお疲れ様でした。
 最後になりましたが、保護者の皆様には遠路はるばる福島の地まで応援に来て下さり有り難う御座いました。この場を借りて御礼申し上げます。本当に有り難うございました。