電気科日誌

1年生イノベ施設見学会<電気科>

 11月26日(木)、晴天に恵まれる中、電気科1年生が福島イノベーション・コースト構想関連施設の見学に出かけました。

 午前中は、この春に全面開所した南相馬市にある『福島ロボットテストフィールド』を訪れました。施設の概要について学んだ後、東京ドーム10個分もの敷地に広がる様々な実験エリアについて施設屋上から一望しながら見学させていただきました。

 また、小型ドローンをタブレット端末で操縦する体験もできました。生徒全員が、ドローンを離着陸させ、数メートル先のバーを潜り抜ける操作体験をしました。

 

 

 午後は、楢葉町に移動し、『日本原子力研究開発機構 楢葉遠隔技術開発センター』を見学しました。

 施設の概要ついて理解を深めたのち、実験棟でのクローラ式ロボットや水中ロボットの遠隔操作実習(こちらも生徒全員が体験!)、VR技術を用いた原子炉建屋内の疑似施設見学、同年代の学生が活躍する廃炉創造ロボコンの動画鑑賞など、盛沢山の内容でした。

 

 

 説明を受けながら熱心にメモをとる生徒の姿も見られ、よい見学会になりました。ご協力いただいた関係者の皆さま、お忙しいなか本当にありがとうございました。

 震災の年の4月に小学校に入学した1年生たちは、震災や震災後の福島の復興についてどんな思いを抱いているでしょうか。地域の現状について学び、自分にできることを増やしながら、世のため人のために活躍できる人になって欲しいと思います。