建築科

 

建築は、人々の生活上さまざまな要求を満たし、快適で便利な空間をつくり出す役割を担っています。

この生活環境づくりのために、幅広い知識と技術を駆使して建築物の設計や施工に従事するのが建築技術者です。

本科ではこのような技術者を養成します。

特色
木造住宅の基本から出発し、最低限、木造二階建住宅の設計製図ができ、

鉄骨造・鉄筋コンクリート造などについても基礎的な知識が得られるように指導しています。

合格を目指す資格

  建築技術検定(受験資格:福島県の高校生)

  二級建築施工管理技士(受験資格:17歳以上)

  一級建築施工管理技士(受験資格:19歳以上)

  二級建築士(受験資格:工業高校建築科卒業後)

一級建築士(受験資格:二級建築士取得後)

建築科日誌

建築科1年で浪江町立地企業等見学に行ってきました!

2024年9月19日 11時45分

令和6年9月18日(水)に建築科1年生全員で浪江町の企業見学に行ってきました!

まず最初は、「株式会社 ウッドコア」様を見学させていただきました。

ウッドコア様では、木材を圧縮接着して作られる集成材の制作を主に行っています。その集成材が来年開かれる EXPO 2025 大阪・関西万博 を彩る ”木のアーチ” に使用されるなど今、注目の企業です!建築科1年生は、まだ専門的な授業が始まったばかりですが、未知の材料に多くの質問がでました。

次は、「會澤高圧コンクリート株式会社 福島RDMセンター」様へ伺いました。

會澤高圧コンクリート株式会社様は、多くの最先端技術について挑戦・開発・研究を続けている企業様です。代表的な事業に、「コンクリート3Dプリンター」「自己治癒コンクリート」「エンジンドローン」などがあります。独創的で魅力的な技術に挑戦し続けている姿は生徒の目にも眩しく映ったと思います。時間が足りないくらい多くの質問が飛び交いました!

最後に、「震災遺構 浪江町立請戸小学校」を見学しました。

生徒はまだ2歳3歳という年代で、東日本大震災についての記憶は全くないという生徒がほとんどです。生徒たちは津波の威力はもちろんのこと、津波からどうやって逃げ延びたかという当時の状況を知ることができました。地波が押し寄せる中、「大平山へ!」その1.5kmの道のりはどれだけ長く感じたのか当時を思うと言葉が出ませんでした。

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浪江町役場の皆様、そして訪問させていただいた企業の方々、お忙しい中ご対応いただき心から感謝申し上げます。

また浪江町を訪れたいと心から思うような1日となりました。本当にありがとうございました!