イノベーション人材育成事業・企業見学実習<電子科3年>
2019年6月21日 12時58分 令和元年6月20日(木)、電子科3年生は福島イノベーション・コースト構想に関する教育プログラム事業にて古河電池(株)いわき事業所とアルプスアルパイン(株)小名浜工場の2つの地元企業を見学しました。
9:30 学校を貸し切りバスに乗り出発しました。
10:00~古河電池(株)いわき事業所を見学しました。
初めに会社の概要が説明され、会社の歴史、事業内容および古河グループについて知ることが出来ました。ここで生産されたバッテリーが宇宙探査機(はやぶさ)をはじめ航空機、電車、非常誘導灯など様々なところで使用されていることが分かりました。また、「ご安全に」が社内での挨拶のことばであり安全第一を強く意識して仕事をしていることが特に印象に残りました。
次に4班に分かれてアルカリ電池部と自動車部の工場を見学しました。
アルカリ電池部の見学では原料にカドミウム、水酸化ナトリウム等劇薬がつかわれていることや900℃で焼結することなどを学びました。
自動車部の見学では鉛蓄電池の製作工程を学びました。主原料の鉛にすす・カルシウム・アンチモンを混ぜて性能の違う電池を作っていることがわかりました。
工場見学の後、質疑応答にて「転勤はあるか?」の質問に対して「ほとんど無い」という回答を頂きました。
今回の見学で、古河電池(株)いわき事業所では「安全第一」のもとに電池の材料からパッケージまでのすべてを製作していることや作られた電池が私たちの生活に大変役に立っていることが分かりました。
11:40 古河電池(株)いわき事業所を出発し昼食会場のいわき・ら・ら・ミュウに行き昼食をとりました。
13:10 昼食会場を後にして、アルプスアルパイン(株)へ向かいました。
13:30~アルプスアルパイン(株)小名浜工場を見学しました。
初めに会社の概要が説明され「4万種類以上の電子部品を作っていること」や企業文化として「仕事」「遊び」「学び」を一生懸命行う会社であることが分かりました。
次に4班に分かれて「社員食堂」→「コイル巻線工程」→「プレス加工」→「パワエレ製品」→「金型」→「形成加工」の順に見学しました。
工場内では部品の材料から製品になるまでの全ての工程において多くのロボットが稼働していました。また、勿来工業高校の卒業生も多く活躍をしていました。
工場見学の後、質疑応答にて「転勤はあるか?」の質問に対して「平工場と小名浜工場間であります」という回答を頂きました。
今回の見学で、工場の自動化等先端技術を見ることができました。また、ここで作られている部品が私たちの生活を豊かにしてくれていることも十分理解出来ました。
古河電池(株)いわき事業所にて会社概要の説明を聞いています(後ろから)。
古河電池(株)いわき事業所にて会社概要の説明を聞いています(前から)。
アルプスアルパイン(株)小名浜工場にて会社概要の説明を聞いています。
アルプスアルパイン(株)小名浜工場にて記念写真を撮りました。