7月28日(金)に、植田公民館で開催された「学校茶道研修会」に参加しました。これは、各学校でお茶の指導
にあたってくださる外部講師の先生方の企画イベントで、ここ数年は実施を見合わせていましたが、ようやく再開と
なったものです。
今年度は、「茶席でも使用する菓子作り」ということで、練り切りを作りました。以前(といっても15年以上前
のことですが)顧問が同じような研修会に参加した際は、和菓子作りの職人さんに来ていただいて指導を受けました
が、今回は「和菓子作りキット」を使いました。これは、紙箱の中に見本の練り切りが一つと、3個分が作れる原材
料、作り方の説明書が入っていて、初心者でも比較的簡単に作れる優れものです。今回の練り切りは「山荷葉(さんか
よう)」という花がモチーフ。夏の高原に咲く白い花で、濡れるとガラスのように透明になるのだとか。
参加した各校茶道部の生徒たち(植田公民館は南部地区の学校が対象)は、エプロン姿でお菓子作りをスタ
ート。見本のように作るのはなかなか難しかったのですが、どうにか作り上げました。その場で一つを試食し、
残りはお土産に。
普段と違う活動を、楽しく行うことができました。
茶道部の茶室は、1年生昇降口のすぐ隣にあります。普通の教室の半分程度の大きさで、本校に茶道部が誕生した
際に、茶室として使えるように改造してもらいました。当時の建築科の先生方にお骨折りをいただいたそうで、畳の
スペースには床の間もあります。また、立礼(りゅうれい・椅子に座って行うお点前)で使用する棚も自作。本物同様、分解
できるようになっています。数年前までは白木のままでしたが、現在は漆塗料を塗って黒くなりました。
7月26日(水)に行われた「中学生体験入学」では、この茶室を公開しました。通常の部活動公開ができな
いため、少しでも興味を持ってもらえるようにという気持ちからです。
立礼の棚には夏仕様の道具、畳スペースの方には盆略で秋仕様の道具を展示しました。自由見学の時間、数人
の中学生に見てもらうことができ、よかったです。
皆さん、こんにちは。勿来工業高校・茶道部です。
新年度のあれやこれやをすっ飛ばして、7月12日(水)にいわき市生涯学習センターで行われた「いわき地区
学校茶道連盟・第53回合同発表会」に参加しました。という報告です。
本校は、午前の部・瓶掛席(盆略のお点前を行う)に参加。今回は、「千歳盆(ちとせぼん)」という、蓋つきの
お盆を用いたお点前を行いました。本校生、緊張していた様子ですが、無事にお点前ができました。
ここ数年、部員数が少ないので、発表会では他校の生徒さんに水屋(裏方)のお仕事をお願いしていました
が、今年度は部員が1名ということで、半東さん(お点前を行う人の補佐)もやっていただくことになりまし
た。ご協力いただいた平商さんに改めてお礼を申し上げます。
次回は12月に行われるので、それまでお稽古に励みたいと思います。
去る7月12日(火)、いわき市生涯学習プラザで行われた「第51回合同発表会」に参加しました。
本校は、午前の立礼席(磐高・磐農・本校が参加)で一席を担当しました。3年生最後の発表となります。
また、1年生が半東(道具の説明や正客へのお運びなどを行います)として初めて参加しました。部員が
2名しかいないので、お菓子をお出ししたり正客(一番目に入ったお客様)以外のお茶お準備したりという
ことができません。同じ席を担当した磐高さんにお手伝いをしていただきました。ありがとうございました。
二人とも少し緊張したようですが、大きなミスもなく無事にお点前を終えることができました。
茶道部は、週に2回(火&木曜日)活動しています。外部講師の渡辺宗美先生の御指導のもと、
お稽古に励んでいます。
日ごろのお稽古の成果を発表する場としては、年に2回(7月と12月)行われる〔いわき地区
合同発表会〕があります。これは、茶道部がある市内の高校(高専を含む)が参加して、お点前を
披露するものです。ここ数年は、コロナ禍ということもあって開催形態が変わっていますが、他の
学校の人たちと一緒にお茶席を楽しんでいます。
校内では、3年に1度の公開文化祭=〔きくた祭〕でお茶席を設けていましたが、昨年開催された
ときには発表ができませんでした。次回のきくた祭で参加できることを願っています。