電気科日誌

カテゴリ:今日の出来事

【電気科】中学生一日体験入学が行われました。

令和5年7月25日(火)、本校にて中学生1日体験入学が行われました。


A班及びB班に分かれ、本校の全体説明および各科の紹介と施設見学を実施しました。

電気科での体験内容は、以下の通りです。

 

<電気科紹介>

 

<テーブルタップの製作実習>  

<高電圧実習> 

 

本日の体験入学に当たって、電気科2年の生徒の皆さんが中学生にわかりやすく説明するなど尽力してくれました。

また、中学生の皆さんが製作したテーブルタップは、本校よりプレゼントさせていただきました。

(ご家庭でも安全に使用できるよう、テスタで不具合がないかを検査いたしました)

さらに、自由見学でも非常に多くの中学生に訪問していただだき、大盛況のうちに終了いたしました。

 

私たちの生活に必要不可欠な電気エネルギーについて興味を持っていただき、

中学卒業後の進学先として、勿来工業高校電気科を選択して頂ければ幸いです。

参加された中学生の皆さん、保護者の皆様、引率された先生方ありがとうございました。

 

入学式でお目にかかれることを、電気科一同楽しみにしております。

【電気科】3年事業所見学

令和5年6月12日(月)に、「福島イノベーション・コースト構想」に関する教育プログラムの一環として、

3年生を対象とした事業所見学に行ってまいりました。

今回の事業所見学では、常磐共同火力(株)勿来発電所 と 古河電池(株)いわき事業所 を見学いたしました。

 

常磐共同火力発電所では、常磐地区の低品位炭の活用から始まった発電所の沿革や

火力発電・IGCCの仕組みについて説明を頂きました。

その後、燃焼系統の一部である貯炭場をはじめとした構内設備の外観や発電系統の一部であるタービン室の見学をさせて頂きました。

  

  

古河電池(株)では、生徒たちが普段目にすることがない古河電池ブランドの鉛蓄電池・アルカリ蓄電池の

紹介や概要について説明いただいた後、自動車用蓄電池とアルカリ蓄電池の製造ラインの見学をさせて

頂きました。

 

  

生徒たちは、見学後の質疑応答で積極的に質問をすることで、見学での学びを深めることができました。

今回の事業所見学は今後の学習や進路決定に活かせる良い機会となりました。

お忙しい中、見学をさせていただきありがとうございました。

【電気科】令和5年度 卒業生を囲む会

6月1日(金)6校時に、3年生を対象とした卒業生を囲む会が行われました。 

 

電気科では、安部雄賀様(植田電機株式会社、H30年度卒)、齋藤祐輝様(福島労災病院、H30年度卒)の

2名の先輩を講師にお迎えし、体験談などをお聞きしました。

 

安部様からは、事業内容についての説明をしていただいた後に、考え方が世代によって異なるため、はじめは

上司との接し方が分からなかった旨のお話をいただきました。そして、大きな声での挨拶や会話、返事が

やはり大切であるということを教えていただきました。

 

齋藤様からは、看護師としての業務や医療現場についてお話をいただきました。そして、生死に直面したときが

精神的に辛いということ、普通高校出身の同僚が多く学力の面でギャップを感じていることをお聞きしました。

最後に、人とのつながりを大切にすること、目標に向かって歩く道中に落ちている「小さなもの」にも目を向ける

ことが大切であると教えていただきました。

 

その後の質疑応答では、3年生から挙がった多くの質問にも丁寧にこたえていただき、進路実現のために何を準備しなくてはならないか、実社会で活躍するために大切にしなければならないことは何か、多くのことを考えるよい機会となりました。

 

お話していただいたことを糧に、進路実現・目標実現に向けて努力して参りたいと思います。

先輩方の活躍している姿に憧れを感じました。講師を務めていただいた卒業生の皆様、どうもありがとうございました。

 

【電気科】令和4年度 企業紹介セミナー

2月17日(金)3~4校時に、2年生を対象とした企業紹介セミナーが行われました。

このセミナーは、「福島イノベーションコースト構想」の実現を担う人材育成への取組の

一環としての事業です。

 

電気科では、常磐共同火力(株)の小池昌輝様にご来校いただだき、勿来発電所の概要や

石炭火力発電の仕組みなどについて、動画や質疑応答を交え、大変丁寧にやさしく

説明していただきました。

 

特に、普段見ることができない中央制御室の様子や指示計器類についても、動画を

使って説明していただき、生徒たちにとっても新鮮な学びとなりました。

 

また、非常に多くの生徒が積極的にかつ活発に質問をし、予定時間を大幅に越える

大変充実 したセミナーとなりました。

 

 

お忙しいなか、本校生徒のためにお越しいただき、大変ありがとうございました。

本日学んだことを、今後の学習や進路選択に活かして参りたいと思います。
 

【電気科】2年施設見学

令和4年10月5日(水)に、「福島イノベーションコースト構想」に関する教育プログラムの一環として、

2年生を対象とした施設見学に行ってまいりました。

 今回の施設見学では、東北電力(株)上田(うわだ)発電所、東北電力(株)奥会津水力館「みお里」を

訪問いたしました。

 

上田発電所では、実際の設備や展示パネルを見学しながら、上田発電所の歴史と設備概要、

只見川水系の水力発電所、そして水力発電の種類や仕組みなどについて、とても分かりやすい説明を

頂くことができました。

 

奥会津水力館「みお里」では、映像を通して水力発電のしくみや只見川水系の電源開発について、

理解を深めることができました。また、東北電力(株)初代会長である白洲次郎の生涯や功績についても、

施設の方の丁寧な説明を通して見聞を広げてまいりました。

  

生徒達は、見学中は熱心にメモをとりながら説明を聞き、積極的な質問をしながら、

水力発電の仕組みや只見川水系の電源開発事業について学習していました。

また、奥会津水力館「みお里」の展示物についても、好奇心を持って見学していた様子が印象的でした。

  

最後に、今回の施設見学は今後の学習や進路決定に活かせる良い機会となりました。

お忙しい中、見学をさせていただきありがとうございました。

【電気科】3年生事業所見学

令和4年7月4日(月)

「福島イノベーションコースト構想」に関する教育プログラムの一環として、3年生を対象に事業所見学に行ってまいりました。

 

【古藤工業株式会社 いわき好間工場】様

【古河電池株式会社 いわき事業所】様

を見学させていただきました。

 

古藤工業様では企業の概要についてご説明を頂いた後、家庭や工事現場で使用されているガムテープや養生テープ、電気絶縁用及び防水用テープについて、製品ができるまでの一連の工程を見学させていただきました。

 

生徒達は身近な製品である布テープの製造工程を見学した際、普段何気なく使用している布テープに込められた創意工夫や古藤工業様独自の技術に感銘を受け、ものづくりに対しての興味関心が高まったようです。

 

 

 

古河電池様では企業の概要についてご説明を頂いた後、鉛蓄電池及びアルカリ電池の製造工程を見学させていただきました。

企業概要について説明を受けた際、企業内における「ご安全に」の挨拶に込められた思いを感じ取って「これは実習でも気を付けなければならない事だ」と話す生徒もおり、今後ものづくりに携わる工業高校生として大事な意識が高まった様子が伺えました。

生徒達は実際に作業工程を見学させていただきながら説明を受けることで、事前学習の際に浮かんだ疑問点を解決できていたようです。身近なところで使われている電池が目の前で完成していく様子を興味を持って見学していました。

 

製品を作ることで社会に貢献していく「ものづくり」の現場を肌で感じることができ、生徒達の今後の進路決定に繋がる良い機会となりました。

お忙しい中、見学をさせていただきありがとうございました。

【電気科】2年生事業所見学

令和3年10月20日(水)
「福島イノベーションコースト構想」に関する教育プログラムの一環として、

2年生を対象に事業所見学に行ってまいりました。

【東北電力 奥会津水力館「みお里」】様
【東北電力 第二沼沢発電所】様
を見学させていただきました。

 

奥会津水力館「みお里」様では映像にて水力発電の仕組みや、只見川における電源開発の歴史、奥会津地域の魅力について学習し、奥会津をモチーフにした絵画やステンドグラスなどの芸術作品を拝見させていただきました。
その中で東北電力初代社長である白洲次郎様の生涯を学び、「電気の安定供給を通して東北を繁栄させていきたい」という思いに触れ、生徒達は感銘を受けていたようです。

 

第二沼沢発電所様では映像で発電所建設の経緯や発電機構について学習した後、実際に発電所内を見学させていただきました。
生徒達は実際に発電所で用いられている発電機を見学させていただくことで、これまでに実習や授業、資格試験を通して学んだ知識について「実際にはこうやって使われているんだ」と理解を深めていました。
また、学校で実習の際に用いた発電機とは比べ物にならない大きさの発電機を見て、その迫力に驚いている様子もみられました。

 

歴史的な側面と技術的な側面から奥会津地域の水力発電について学ぶことができ、生徒達の今後の学習に繋がる良い機会となりました。
お忙しい中、見学をさせていただきありがとうございました。

【電気科】卒業生を囲む会

令和3年6月10日(木)に卒業生を囲む会が行われました。

 

講演してくださった卒業生は

①(株)ジェイ・ケイ・リアルタイム

大森祐輔様 (平成30年度卒業)

 

 

 

②古河電池(株)

 本郷雄大様 (令和元年度卒業)

 

 

の2名です。

 

大森様からは会社での事業内容に加え、社会人として仕事をする上で大切になってくることについてお話を伺いました。

仕事をする際、先輩からのアドバイスは何事もメモを取り、わからない事は積極的に質問していく姿勢が大切になるというお話を伺いました。

また、相手の目を見て話をすることや聞くことといったコミュニケーション力の重要性や、服装や頭髪等の身だしなみの大切さについてもお話を頂きました。

 

本郷様からは会社での事業内容や仕事をする際に気を付けている事、社会人になってからの目標についてお話を伺いました。

本郷様も大森様と同じように、仕事をする上でわからないことがあったら自分から質問していく姿勢が大事であるとお話を頂きました。仕事の合間を縫って、先輩からのアドバイスをまとめたメモを見直して仕事を覚えているといった体験談もお聞きすることができました。

また、今後の目標は難関資格の取得であり、勤務後は資格の取得に向けて自宅で勉強を続けているとのことでした。

 

講師の皆様のお話を伺った後の質疑応答の時間では、在校生が積極的に質問する姿が見られました。

 

本校卒業生の話を聞くことで、在校生は「今、何をするべきなのか」を再確認できたのではないのでしょうか。

 

 

卒業生の講師の皆様、お忙しい中本当にありがとうございました。

仕事人の話を聞く会<電気科>

2月19日(金)4校時に、1年生を対象とした「仕事人の話を聞く会」が開催され、

電気科では嵐電気工事(株)の方をお招きして、仕事についてお話いただきました。

 

 

実際の電気工事の仕事や、社会人として求められるスキルなどのお話をいただきました。

「高校時代にたくさんの友達とコミュニケーションをとるべき」という言葉に

感銘を受けた生徒が多かったようです。

 

生徒も積極的に質問をしていました。

 

将来の進路選択や第一種・第二種電気工事士の資格取得にむけて、

意識を高める貴重な機会となりました。

 

お忙しい中、本当にありがとうございました。

令和2年度 企業紹介セミナー<電気科>

2月19日(金)3~4校時に、2年生を対象とした企業紹介セミナーが開催されました。

 

これは、本校における「福島イノベーションコースト構想」の実現を担う人材育成への取組

のひとつとして開催された、2年生対象のセミナーです。

 

電気科では、古河電池(株)の金成邦夫様、蛭田雄介様の2名をお招きし、業務内容や

鉛蓄電池の製造工程について動画と実物を交えながら、分かりやすく説明していただきました。

質疑応答では、製品や、仕事に必要な資格などについて、7名の生徒が質問しました。

お忙しいなか、本校生徒のためにお越しいただきまして、

大変ありがとうございました。

R2年度電気科課題研究発表会【電気科】

12月23日(月)、電気科3年生の課題研究発表会が行われました。

 

課題研究とは、3年間の学習で身につけてきた知識と技術を活用させ、

生徒が自ら学び自ら考え、主体的に課題解決を図る科目です。

 

「3密」を避けるため、2年生のみの聴講となりました。

 

 

 今年度は、4班編成で以下の課題に取り組みました。

1班「屋外灯の設置および電気工事教材製作」

 

 

2班「下掛け水車による水力発電の製作」

 

 

3班「電動車椅子の製作」

 

 

4班「三輪電気自動車の製作」

 

 

4班の三輪電気自動車には、電気科3年担任の谷田部先生が

乗車して下さいました。

  

2年生も真剣に発表を聞き、メモを取っていました。

 

電気科の代表に選ばれた班は、1月22日(金)に行われる

校内課題研究発表会でも発表を行います。

 

代表に選ばれた班も、惜しくも選ばれなかった班も、

1年間本当にお疲れ様でした。

1年生イノベ施設見学会<電気科>

 11月26日(木)、晴天に恵まれる中、電気科1年生が福島イノベーション・コースト構想関連施設の見学に出かけました。

 午前中は、この春に全面開所した南相馬市にある『福島ロボットテストフィールド』を訪れました。施設の概要について学んだ後、東京ドーム10個分もの敷地に広がる様々な実験エリアについて施設屋上から一望しながら見学させていただきました。

 また、小型ドローンをタブレット端末で操縦する体験もできました。生徒全員が、ドローンを離着陸させ、数メートル先のバーを潜り抜ける操作体験をしました。

 

 

 午後は、楢葉町に移動し、『日本原子力研究開発機構 楢葉遠隔技術開発センター』を見学しました。

 施設の概要ついて理解を深めたのち、実験棟でのクローラ式ロボットや水中ロボットの遠隔操作実習(こちらも生徒全員が体験!)、VR技術を用いた原子炉建屋内の疑似施設見学、同年代の学生が活躍する廃炉創造ロボコンの動画鑑賞など、盛沢山の内容でした。

 

 

 説明を受けながら熱心にメモをとる生徒の姿も見られ、よい見学会になりました。ご協力いただいた関係者の皆さま、お忙しいなか本当にありがとうございました。

 震災の年の4月に小学校に入学した1年生たちは、震災や震災後の福島の復興についてどんな思いを抱いているでしょうか。地域の現状について学び、自分にできることを増やしながら、世のため人のために活躍できる人になって欲しいと思います。

 

上遠野小学校の皆さんをお迎えしました<電気科>

11月11日(水)、上遠野小学校の6年生31名の皆さんが、

「令和2年度 専門高校生による小中学生体験学習応援事業」で来校しました。

 

電気科では、家庭でも使えるテーブルタップの製作と雷放電の見学を体験してもらいました。

 

テーブルタップの製作では、圧着工具を使って電線と圧着端子を接続する作業や、

ドライバーを使ってコンセントプラグのねじ止めをする作業を行いました。

小学生の皆さんにとって、生まれてはじめて目にする工具に悪戦苦闘しながらも、

丁寧に一生懸命取り組んでいました。

  

 

完成したら、テスタを使って、正しく接続されているかどうかのテストを行い、

合格したテーブルタップは、小学生の皆さんへのプレゼントとなりました。

 

 

雷実験では、雷ができる仕組みの説明を聞いた後に、目の前で雷を落としました。

あまりにも大きな音と光に、びっくりしたことでしょう。 

 

 

お手伝いは、課題研究で「電気工事教材製作」に取り組んでいる電気科3年生が担当しました。

3年生にとっても、貴重な経験となったことと思います。

 

次回は、12月10日(木)に上遠野中の皆さんが訪問してくれる予定です。

中学生に会えるのを楽しみにお待ちしています。

【電気科】仕事人の話を聞く会

令和2年1月24日 6時間目に電気科1年生を対象として「仕事人の話を聞く会」が開催されました。

本校電気科卒業生であり、学校評議員でもある、

(株)エーピーアイ・コーポレーション 小野昌之様

よりお話を伺いました。

 

電気分野でのプロフェッショナルは施設の保安や管理のために様々な分野の企業から必要とされており、本校電気科で学んだ内容や取得した資格が実際の仕事ではどのように生きてくるのかをお話しいただきました。

 

 

また、「仕事の選択」と題して、就職活動をする際に気を付けなければならない事や、高校1年生の今から目的や目標を持って学校生活を送る事の重要性をお話しいただきました。


1年生にとって、今、何をすべきなのか考えることのできる貴重な機会となったのではないでしょうか。

小野様、貴重なお話を頂き本当にありがとうございました。

 

【電気科】福島イノベーション・コースト構想関連企業紹介セミナー

令和2年1月24日 6時間目に

福島イノベーション・コースト構想関連企業紹介セミナーが開催されました。

 

「福島イノベーション・コースト構想」とは、浜通り地域を中心に最先端の技術・研究を集め、

原発廃炉を着実に進めながら新たな産業を生み出そうとしている国家プロジェクトです。

 

その福島イノベーション・コースト構想に取り組む地域産業の

現状と将来性、新しい取り組み、求める人材などお話を伺えることとなりました。

 

(株)鈴木電機吾一商会 鈴木清友 様

より少ない力で動く台車の開発についてお話を伺いました。

電気工事の会社からスタートし、災害消火ロボットの開発から台車のモーターへ発展し、

医療業界への進出も視野に入れいているという取り組みは、

枠を超えた産業の可能性を垣間見たお話でした。

 

 

 

共栄(株) 鈴木久伸様

共栄株式会社は地元企業のマルトやハワイアンズと協力し、

生ごみからメタンガスを発生させ発電する、バイオマス発電を行っているそうです。

ドイツでは、バイオマス発電が盛んで、鈴木様は視察に行った時の話をしてくださいました。

生きる力が湧くアクティブでクリエイティブなお話に、生徒も真剣にメモを取りながら話を聞いていました。

 

 

 

 

ありがとうございました。

課題研究発表会【電気科】

令和元年12月23日(月)、電気科3年生の課題研究発表会が行われました。

課題研究は3年生が電気科で学んだことの集大成として、4月から取り組んでいた科目になります。

 

課題研究発表会は、1・2年生が聴講します。

 

 

今年度は、4班編成で以下の課題に取り組みました。

 

 1班「四足歩行ロボットの製作」課題研究報告書 (第1班).pdf

 

 

2班「4輪電気自動車の製作」課題研究報告書(第2班).pdf

 

3班「コアレス発電機の製作」課題研究報告書(3班).pdf

 

4班「下掛け水車による発電効率に関する研究」課題研究報告書(4班).pdf

 

 

 2班の四輪電気自動車には、電気科1年担任の野口先生と2年担任の谷田部先生が乗車してくださいました。

 

 

 

3班のコアレス発電では芳賀校長先生が発電してくださり、LEDライトが点灯しました。

 

1、2年生も真剣に発表を聞き、メモを取っていました。

 

電気科の代表に選ばれた班は、来月の23日に行われる校内課題研究発表会でも発表を行います。

お楽しみに!

上遠野中学校の2年生をお迎えしました【電気科】

令和元年12月5日(木)、専門高校生による小中学生体験学習応援事業として

上遠野中学校2年生が来校し工業高校の体験学習が行われました。

 

電気科では、電気工事士実習として、このような回路を製作しました。

下についているスイッチで上についている引掛シーリングローゼットを点灯させる回路です。

 

 

3年生の四家君が説明をしてくれました。

 

 

ワイヤーストリッパーは初めて使う工具だったようで、うまく力が入らないこともありましたが、

頑張って回路を作ってくれました。

 

 

 

上遠野中学校の皆さんは、真剣な眼差しで実習に取り組んでいました。

本校3年生も、教えることの難しさや大変さ、楽しさを感じたようです。

福島ロボットテストフィールド見学【電気科1年】

令和元年11月14日(木)、電気科1年生は、

福島イノベーション・コースト構想に関わる施設見学で、

相馬市原町にある福島ロボットテストフィールドを見学してきました。

 

福島ロボットテストフィールドとは、物流、インフラ点検、大規模災害などに活躍する、

陸・海・空のフィールドで活用されるロボットの研究開発拠点です。

陸では、災害対応ロボットや、自動運転ロボット。

海では、水中探査ロボット。

空では、無人航空機。

といった、ロボットの研究開発・実証実験・機能評価・操作訓練を行うことができます。

 

今回は、福島ロボットテストフィールドの成り立ちや目的などの概要の説明を受けた後、

室内にて、ドローンの操作体験をしました。

 

 

小型ドローンの操縦をするのは大変難しかったようです。

 

 

その後、広大な敷地をバスに乗り見学しました。

 

市街地フィールドでは、実際の街並みが再現され、自動走行ロボットのテストが行われていました。

瓦礫・土砂崩れフィールドや試験用トンネル、水没市街地フィールドは、

災害を再現してロボットの機能実験を行うことができる大掛かりなものでした。

 

また、来年8月に開催されるWorld Robot Summitでは試験用プラントにて、

インフラ・災害対応カテゴリーの競技が行われる予定だそうです。

 

今回の見学で、福島が「近い将来のIot社会実現を担う重要な地域である」と改めて考える機会となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

中学生体験入学【電気科】

令和元年7月25日(木)、中学生の体験入学が行われました。

 


体験入学の主な流れは、

体育館にて参加中学生全員で、勿来工業高校の説明を聞いた後、

第一希望の科で科の特色を生かした、実験・実習・見学をします。

 

電気科を第一希望として、体験入学に参加してくださった中学生は76名でした。

 

まず、在校生による、電気科の特色や学習内容に加え、取得可能資格や就職率などの説明をしました。

 

 

 


その後、2班に分かれて

・電気工事士体験実習

・テーブルタップの製作&高電圧実習

をそれぞれ30分体験していただきました。

 

【電気工事士体験実習】

スイッチとシーリングを付ける作業を行いました。

実習の様子です。

 

 

 

 

 

 

 

【テーブルタップの製作】

 


製作物です。

 

実習の様子です。

 

 

【高電圧実習】

雷実験を見ている様子です。

 

 

 

また、第二希望で電気科に来てくれた中学生は、電気科の説明や高圧実験の他に、

卒業生が課題研究で制作したバイク乗車体験を行いました。

 

 

 

 

中学生の皆さん、体験に来てくださってありがとうございました!

少しでも、電気に興味を持ち、電気を勉強してみたいな~と思ってくれたら嬉しいです。

そして、勿来工業高校電気科に入学して一緒に勉強出来たら、もっと嬉しいです!

 

電気工事業理解推進研修会<電気科> 後半

令和元年6月19日 電気工事業理解推進研修会が勿来工業高校で開催されました。

今日は、後半の体験実習の様子をご報告します。

 

【後半】

〇電気工事作業体験実習

実習A 裸圧着端子の圧着

実習B メーターとブレーカーの接続

実習C 太物ケーブルの切断

実習D 露出配管通線

実習E ロープでのケーブル引き

実習F 高所作業車体験

 

上記の内容を各班ごと一人一人体験していきます。

 

実習A 裸圧着端子の圧着

 

【生徒の感想】

裸圧着端子の圧着は、第二種電気工事士でやったリングスリーブの圧着と似ていましたが、

線が太い分、電動圧着工具を使用して圧着しました。

さらに、電線の剥き方も実際の電気工事をされている方の方法を見させてもらって新鮮でした。

2年 渡辺健心くん

 

実習B メーターとブレーカーの接続

 

 

【生徒の感想】

メーター接続で、白の接続が奥まで入っていなかったため、ねじが緩んでしまったことで

接続できていませんでした。

ブレーカーの接続では、全部接続できていたので良かったです。

もし、接続が緩んでいたら火災につながってしまうことを教えていただきました。

2年 志賀夢希くん

 

実習C 太物ケーブルの切断

 

 

 

【生徒の感想】

この体験は、とても大変でした。太物ケーブルの切断を手動で行った際に、

なかなか切断できず苦労しました。握力が強くないとすぐには切れないことがわかりました。

次に電動で作業をしてみると、驚くほどすぐに切れました。今は、ほとんど電動で作業していると

講師の方に教えてもらいました。ですが、狭い場所では電動で行わず、手動で行うそうです。

2年 木村友哉くん

 

実習D 露出配管通線

 

 

【生徒の感想】

配管を止める作業をやってみたけれど、細かい作業だったのでコツをつかむまで

全く止めることができませんでした。

通線をする作業では、線を通すときに声掛けが大切というアドバイスをもらって

掛け声をかけながらやったらすぐに線を通すことができたので、何事もコミュニケーションが

大切だと思いました。

2年 阿部耀平くん

 

 

 

実習E ロープでのケーブル引き

 

 

【生徒の感想】

この体験では、ケーブルを2人で引き、他の2人がケーブルを8の字に置くものでした。

8の字にする理由は、ケーブルがねじれないようにするためだと教えてもらいました。

その後、縄を結ぶ作業をしました。その結び方は、結ぶときは固くほどくときは簡単な

とても便利な結び方でした。

2年 古市隼也くん

 

実習F 高所作業車体験

 

【生徒の感想】

本来は校舎の屋上まで届くそうなので、驚きました。

ちょっとした動作で落ちそうになるので大変な仕事だと思いました。

この高所での作業には資格が必要ということを教えていただき、何でも資格が必要なんだと

改めて思いました。

2年 志賀玲音くん

 

 

後半の体験実習では、一人一人が様々な生きた作業を体験することができました。

 

ありがとうございました!

 

 

電気工事業理解推進研修会<電気科> 前半

令和元年6月19日 電気工事業理解推進研修会が勿来工業高校で開催されました。

講演の内容は、

【前半】2,3年生合同

〇屋内照明器具配置図制作

〇テーブルディスカッション

 

【後半】2年生

〇電気工事作業体験実習

実習A 裸圧着端子の圧着

実習B メーターとブレーカーの接続

実習C 太物ケーブルの切断

実習D 露出配管通線

実習E ロープでのケーブル引き

実習F 高所作業車体験

です。

 

この電気工事業理解推進研修会は、県内各地より29名の講師の方々がいらしてくださいました。

実際に電気工事士として活躍なさっている皆さまです。

 

 

本日は、前半の

〇屋内照明器具配置図制作

〇テーブルディスカッション

 

についてお伝えします。

 

 

屋内照明器具配置図制作では、

生徒は5~6人の12班に分かれ、講師の方が準備してくださった設計図に、

照明機器のパンフレットから、適切で快適な照明器具を選択し、図面に張り付けていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

玄関のポーチでは防水対策がされている機器。

玄関ホールでは、センサー付き機器。

寝室は、間接照明機器。

和室は、和室の空間に合ったものを。

など、普段の生活で何気なく使用している照明器具が、

たくさんの選択肢の中から選ばれて付けられていること、

そのことがいかに大変かを実習を通して学んでいました。

 

 

テーブルディスカッションでは、

電気工事士のイメージや、生徒自身の将来の目標、講師の皆様に聞きたいことなどを

各班ごとお話を伺うことができました。

 

 

電気工事士の仕事の内容はもちろんですが、

電気工事士の仕事がいかに重要であるか、必要とされる仕事であるか。

また休みはどのくらい取れるかなど、丁寧に教えていただきました。

 

 

前半の実習を通して、学んだことを3年生が発表しました。

 

 

 

 

 

電気工事士になりたいと思う生徒が増えたようです。

 

電気工事士になるぞー!!と腕を振り上げた3年生の吉田俊介くん!!

 

 

 

頑張ってください!

 

次回は、後半の体験実習の様子をお伝えします。

 

 

 

 

 

 

 

卒業生を囲む会<電気科>

令和元年6月13日(木)に卒業生を囲む会が行われました。

 

講演してくださった卒業生は

 

①佐藤大地様(平成30年度卒)

有機合成薬品工場(株)常磐工場

 

②高橋友喜様(平成30年度卒)

(株)東京エネシス

 

③浅野直史様(平成27年度卒)

日本大学工学部 電気電子工学科

 

の3名です。

 

佐藤様からは会社の業務内容に加え、何事もメモを取って仕事を覚えていった体験談や、

コミュニケーションの重要性や積極的な自主性が大切になるという、お話を伺いました。

また、取れる資格は取っておくようにとのお話でした。

 

高橋様からは、

業務内容となる火力発電所・水力発電所・原子力発電所・変電所のメンテナンスや建設、

太陽光パネルの設置など、詳しく教えていただきました。

そして、高橋様も職場のいろいろな人と話すコミュニケーション力が必要だとのことでした。

 

浅野様からは、大学での学習や生活を教えていただきました。

大学では、普通教科の勉強も大変になってくるので、高校時代から授業をしっかり受けて

目標を定めておくことが大切だという話を伺いました。

 

卒業生の話を伺ったことで、

在校生が今何をやらなくてはいけないのか、

自分の目標のためには何が必要なのか

を考える機会となりました。

 

卒業生の講師のみなさん、ありがとうございました。

 

イノベーション人材育成事業・企業見学実習<電気科3年>(後編)

令和元年6月10日(月)電気科3年生32名で

イノベーション人材育成事業・企業見学実習を行ってまいりました。

 

後半は、古河電池(株)様での様子をご報告いたします。

 

初めに、DVDにて会社の概要を伺いました。

古河電池(株)に至るまでの、経緯や変革を学んでいる様子です。

 

 

 

その後、古河電池(株)様の商品の種類と、

どのようなものに使われているか、説明いただきました。

 

その後、生徒を4班に分け工場内を見学させていただきました。

 

工場内の企業秘密をじっくり見学させていただき、生徒は生きた現場に触れることができました。

 

工場内では、いたるところに安全第一主義を掲げており、

これは古河電池(株)様の歴史にある、小田川全之(古河鉱業足尾鉱業所所長)が、

アメリカ産業界で提唱されていた「セーフティ・ファースト」を「 安全専一」と翻訳し

標示板をつくり、所内の安全活動を推進したことが、今なお受け継がれている。


 

製造過程を見学させていただいた電池は、自動車用蓄電池から鉄道車両用の産業用蓄電池。

さらに、災害時用のマグネシウム空気電池を手に取ることができ、

生徒たちの電池に対する意識と興味が深まったようです。

 


最後に生徒全員で、古河電池(株)様の安全活動の挨拶

「ご安全に!」

を感謝の気持ちを込めてお礼のあいさつをしました。

 

 

イノベーション人材育成事業・企業見学実習<電気科3年>(前編)

令和元年6月10日(月)電気科3年生32名で

イノベーション人材育成事業・企業見学実習を行ってまいりました。

 

見学企業は

①常磐共同火力(株)勿来発電所 様

②古河電池(株)        様

の上記2企業様のご協力をいただきました。

前編では、常磐共同火力(株)勿来発電所 様での様子をご報告します。

 

初めに、企業の概要をDVD等でご説明いただきました。

長い歴史の中、ここいわきの南部に火力発電所が建設された背景や、

取り組みを真剣に学んでいる様子です。

 

その後、常磐火力の発電量と、最先端IGCC(10号機)の開発経緯と実証実験結果を説明していただきました。

 

現場見学では、石炭輸送から備蓄までを見学し

 

IGCC(ガスタービンと蒸気タービンによる複合発電システム)を間近で見学させていただきました。

 

 

最後に、生徒からの質問に答えていただき、大変実りある企業見学になりました。

 

次は、古河電池(株)(後編)をアップいたします。